REFLECTION2019

とあるOLの頭の中を徒然と

一人暮らしにおけるお料理とは

Kです。一人暮らしをするようになって、ご飯どうしてるのと聞かれ、あー作ってます、自炊します的なことを言うとすごいね、えらいね、と言われるけどそこは本質ではなくて。

 

自分にとって居心地の良い在り方を探した結果、家にある食料を思い出しながらメニュー考えて、時にネットでレシピなんか見ながら、スーパーで買い物して、もちろんエコバック使いで、ポイントも貯めながら、家に帰って冷蔵庫に材料をぶちこんで、あーまたつい色々買ってしまったなんて思いながら、好きな音楽をBluetoothで飛ばして口ずさみつつ料理して、録り溜めたテレビ番組を見ながらだらだら食べるのが好きっていう。単純に好きだからそうしてるってことに行きついた。だから、褒められた時もありがとうございますと言いながら、みんな好きなようにすればいいと思う。自炊してるからえらいです私という気もさらさらない。食生活なんて個人の自由だ。

 

自分で自分の食べるものを作る。

 

食事を作るっていうことは、自分を作るものを作るわけで、まあ勿論材料ベースからではないのだけど、自分の体調や気分や天気やなんとなく感じてる最近の流れだったり最近食べたものや食材が腐らないようにとか明日の予定とか色々な条件が重なる中で判断をして、口に合うものをつくるわけだ。

それはどこか、内省的だ、と思う。

 

料理の段取りは頭の中が現れる。

まずこれをして、これをして、その間にこっちを進めて、コンロは二つしかないからこれは先に炒めてお皿に上げておいて、とかなんとかするわけで、そこそこ集中も求められる。集中を切らすと、食材だけではなく自分の指も痛い目にあったり、フライパンや鍋に焦げ付いたり、思いっきり食材を調理器具からはじきとばしたりしてしまう。調子のいい日で、作りながらほとんどの洗い物も終えてしまえたりすると非常に気持ちがいい。

 

料理は自分と向き合う、整えるいい時間だ。

食事は自分自身とのコミュニケーションでもある。

 

あ、今日味濃かったなとか。これは薄味すぎるやろ…とか。あの調味料いい仕事してるな、とか。この食材を入れたのは失敗だったなとか。いい焼き加減だなとか焼きすぎたなとか。量が多かった少なかったとか、色々と日々思うことがある。

 

少しずつレパートリーも増やして、自分を満足させられる自炊にどんどん近づけていきたい。

完全なる自己満足にして、幸せな時間だ。

自分のために作って、自分で食べて、自分で後始末する。

生きてる感じがする。

 

明日は冷蔵庫で最近眠らせてしまっていたきのこと挽肉を使った何かを作ろう。