一本道を間違えたら図らずも公園だった
どうも。Kです。とある道すがら、慣れない道を歩いていて、微かだけど知っている道を通ったつもりが、全然知らない通りに入ってしまった。どうしよう。方向的には間違ってないのはわかるけど、一本隣か?なんて思いながらも、惰性でその道を歩いて、見つけた新緑。
公園だった。
こんなところに公園なんかあったんだ。驚きと同時に都会の中のわずかな確かにある自然に嬉しくなって、思わず歩みを進めた。木々の葉がつくる光の加減は優しく、風も和らいでいるように感じて、心なしか深く息をしながら公園を横切った。
何が言いたいのよ、て。
図らずも、心の琴線に触れるものに出会うことってある。それはただの偶然で、人生の面白さだと思う。
一年前の自分が今日の自分を想像しただろうか。答えは否。
1ヶ月前、1週間前、1日前、1時間前でさえ、答えは否。
不思議と目が遊んだ先、不思議と足が向いた先、不思議と耳が拾った音、不思議と忘れられない温もりや感覚、印象に残る味覚、すべてすべて、小さな偶然の積み重ねで、それがわたしを想像もしていなかった未来に連れていく。
そんなことを感じた、令和の春。